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    • 2017.09.18 Monday
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    小さな冒険

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      小さな冒険のきっかけは「寝坊」。

      その寝坊の原因は、夕べの忘年会で飲み過ぎたこと。
      僕は日本人かつ新参者ということで、現地会社のいろんな方に
      お酒を注いでもらった。注いでもらうと、断れないのが「日本人」
      いや「体育会系」。何度「乾杯」したことか。

      帰宅は午前様。起きたら、すでにクラブチームの朝練が始まっていた。
      そこで友人はせごんさんの提案により「そうだ、マレーシアに行ってみよう」
      となったわけだ。

      ちなみに静岡出身の僕は、JR東海の昔のコマーシャルの影響を受け、
      何かにつけて「そうだ、京都に行ってみよう」を引用するクセがある。

      シンガポールからマレーシアのジョホールバル(JB)へ行くには、
      シンガポール北部の橋「Causeway」とシンガポール西部の橋
      「Tuas 2nd Link」がある。どうせなら、ぐるっと両方回ってこようかと。
      この考えが後で大変な結果をもたらすことになるが、この時点ではわからない。

      1400自宅を出発するとにわか雨。シンガポールは雨季なのだ。しかも午後の降雨率が
      極めて高い。引き返すかどうかは、シンガポールを出る時点で判断しよう。
      シンガポール北部の橋「Causeway」の袂に1510到着。雨は降っていない。
      Immigration of Causeway
      シンガポール側のイミグレーションに並ぶ。自転車レーンはないから、
      オートバイのレーンに並ぶ。明らかに場違いだ。学生時代にジョホール水道は、
      歩いても渡れると聞いていたが、歩いてる人はおろか、自転車は僕だけだ。
      しかもディスカバリーチャンネルのジャージ上下。とにかく目立つ。原付暴走族が
      ゴチャゴチャしている中、約30分をかけてようやくイミグレを脱出。
      Malaysia from Singapore
      すぐそこはJB、いやマレーシアだ。ちょっと感慨にふける。
      以前何度か乗用車で渡ったことがあるが、やはり自転車で国境を超えるのは一味違う。
      Singapore from Malaysia
      「Causeway」の上でも写真を撮りたかったが、路幅が狭い上に、後ろから
      原付暴走族が流れてくるため停車できなかった。ということで、マレーシアの
      イミグレ手前でシンガポールに挨拶をした。1550「行ってきます」

      さてJBの観光をしたものか、早々に「2nd Link」を目指すべきかと
      ジョホール水道を西に向けて疾走。きれいな建物があったので
      止まりたかったが、路肩がなく止まれない。後から調べてみたらそれは、
      イスタナ・ブサールとアブ・バカール・モスクだった。しょうがない、
      観光は次回にしよう。

      またまたにわか雨。それならと休憩。古びたフードコートで菊茶を飲む。
      好んでは飲まないが、そこにはこれしかなかった。健康っぽいイメージのせいか、
      シンガポールでは女性に人気がある。

      1610雨は上がらないが、やむなく出発。雨の粒が大きいせいか、痛いくらいだ。
      「Causeway」に戻るという選択肢もあったが、「初志貫徹」と小さなことにこだわり
      さらに西へ。地図は持っていなかったが、ジョホール水道沿いに西へ行けば
      「2nd Link」に着くはずと行き当たりばったりの性格が背中を押す。

      「知らない土地で道に迷ったら最低でも3人に聞いてみろ」学生時代にバックパッカの
      真似事をしていたときに、誰かから習った言葉だ。自分の勝手なイメージで
      そろそろかなと思い始め、信号待ちの度に原付暴走族の皆さんに道を尋ねる。
      やはり皆さんそれぞれ言うことが違う。一番自信のありそうな人の意見を
      参考にして走り続けた。

      その中に「道案内してやるから、俺についてこい」と言ってくれた人がいる。
      彼は自転車のスピードを知らないのか、あるいは恰好からして
      僕が超人扱いされたのか、45km/h以上で引っ張ろうとする。マレーシアは
      シンガポールと違って道に穴ぼこがたくさん空いてるので、原付に
      ぴったりとドラフティングするのは危険。ということで、道案内は
      ありがたかったが、結果として足を消耗してしまうことになった。

      案内してくれた道は、なんと高速道路。いいのかなと思いつつも路肩を走り続ける。
      どこまで続くかわからない比較的大きなうねりのある一本道、そして
      沈みかけた太陽。この風景、雑誌で見たことあるぞ。。。そうだ、アイアンマンの
      ランパートの写真だ。ということは、こういう状況で頑張れば、
      僕もアイアンマンを完走できるかななどと、まだまだ先の自分をイメージしてみる。

      水がなくなってきた。ちょっと辛いぞ。30km/hキープもままならない。
      そのときシンガポールまで14kmという標識がようやく出てきた。
      明るいうちに家にたどり着くだろうか。

      高速道路の出口で「自転車はいくら?」と念のため聞くと、払わなくていいようだ。
      後続の原付暴走族がはやし立てる。シンガポールまであと7km。そのとき、
      マレーシア・イミグレの手前にガソリンスタンドと併設されたコンビニを発見。
      ついさっきまでアイアンマンを目指して、辛い状況だけど頑張ろうと思っていたのに、
      即コンビニへ(弱い)。スポーツ飲料の100+(ハンドレッドプラスと読む、微炭酸)と
      少量のポテチを購入。まだまだ精神修行が足りない。

      1830シンガポールはすぐそこだ。シンガポール・イミグレが見えてきた。
      例のようにオートバイのレーンに並ぼうとすると、イミグレ職員がこっちへ来いと言う。
      話を聞いてみると「2nd Link」は自転車や徒歩では渡れないことになっていると。
      「2nd Link」はマレーシア側もシンガポール側も高速道路しか繋がっていないようだ。
      シンガポールのイミグレ職員によると、シンガポールでは自転車は高速道路を
      走れない、だから安全を考えて自転車の通行を許可していないんだと。

      「じゃあ、一体どうすれば・・・」と僕。
      「JBに戻るしかないだろう」とイミグレ職員のリーダらしき男がバッサリ。
      ここまでの走行距離82km。現在時刻1840。精神的に戻るのはかなり辛い。
      ここは見境なくヒッチハイクでも何でもして、イミグレを通り抜けるしかないか。
      同情してくれてそうなイミグレ職員に相談。「ヒッチハイクはありかな?」
      「それもここでは禁止されてる、やるならマレーシアで」「・・・・・」

      暗くなってきたし、もう一歩も戻りたくない。これが本音。頭が仕事(交渉)モードに
      切り替わる。そして運よく10分後に、別の出口から解放してもらえた。
      日本のパスポートとシンガポールのグリーンカード(労働ビザ)のおかげだろう。

      2000帰宅。

      さぁ今晩は明日の朝練のために早く寝なきゃ。

      貴重な年末年始

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        今回の年末年始は、家族と過ごさない最初で最後かもしれないモノだ。
        非常に貴重である。ここシンガポールでも元日は休日だから、
        大晦日に休みを取れば4連休。

        さてどう過ごそうか。

        自転車チーム(Joyriders)の皆さんも考えることは同じようで、
        遠征組と通常朝練組が、勧誘のメールを送ってくれた。遠征組は、
        マレーシア北部のCameron Highlandへのヒルクライムを3泊4日で
        計画している。非常に魅力的だったが、クルマの定員の都合で
        残念ながら参加できず。行けないことが決まると、これで大掃除も
        できるなと一安心の自分がいたりもする(でも大掃除はそれほど
        頑張れないだろうな)。

        さてどう過ごそうか。

        まずは明日の朝練だな。
        今晩の忘年会は飲み過ぎに注意しよう。

        新婚さん

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          新婚さん
          会社からの帰り際、駐車場でウェディングドレスの車を発見。
          日本ではまず見ないが、シンガポールやその他アジアでは一般的のようだ。
          そういえば、僕が小さかった頃は、結婚式が終わったら、空き缶が
          何個かついた黒塗りの車でお嫁さんと新婚旅行に出かけるもんだと
          信じて疑ってなかった。

          結婚式に参加したり、ウェディングカー(?)を見ると、(一時的かもしれないが)
          新婚当時の気持ちが蘇り、ちょっと幸せな気分にさせてもらえる。
          ということで、今日もプシュ!なかなか痩せない。


          MERRY X'MAS IN SUMMER

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            Santa Taxi
            シンガポールにはいろんな人種がいるため、各宗教が混在しているが、
            キリスト教以外の皆さんも、この世界的な一大イベントを
            それぞれの方法で楽しんでいるようだ。

            個人的には、暑いのに(雨季なので正確にいうと暖かい程度)、
            クリスマスと言われても、ピンとこないけど。

            ということで、通常の祝日と同じく、クリスマスの今日、自転車の朝練へ。
            教会やら街の建物のイルミネーションに加え、タクシーの屋根の突起物まで
            サンタの帽子を被っている。通り過ぎる車や沿道からは、我々の
            自転車集団に対し、「メリークリスマス!」の声。正直ちょっとうれしい。
            手を振って応じる。ツールドフランスってこんな感じかなと思いを馳せるながら、
            こんなクリスマスも悪くないとニンマリ。

            一緒に走っていたNY出身のHとの会話をご紹介
            ニシ「メリークリスマス!とか、ゴゥゴゥゴゥ!の車や沿道からの掛声っていいよね」
            H 「そうだね。アメリカだったら、間違いなく F○uck you!だろうな」
            ニシ「え〜マジ?やだなぁ」
            H 「ただ一部の地域では自転車専用道路が整備されてる。シアトルには100マイルもあるよ」

            シアトルって、佐吉さんから聞いたハワイイの道路事情と似たような感じなのかな。

            13th Tour de Langkawi, 2008 (予告編)

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              Tour de Langkawi
              ランカウィの バトル夢見て 地図を買い

              13th Tour de Langkawi (2.HC), Malaysia, February 9-17, 2008

              Stage 1 - February 9: Alor Star - Kulim, 132.4 km
              Stage 2 - February 10: Tapah - Genting Highlands, 125.4km
              Stage 3 - February 11: Lanchang - Cukai, 195 km
              Stage 4 - February 12: Kuantan - Kuala Rompin, 128 km
              Stage 5 - February 13: Kuala Rompin - Bandar Penawar, 185.7 km
              Stage 6 - February 14: Bandar Penawar - Johor Baru, 183.2 km
              Stage 7 - February 15: Johor Baru - Batu Pahat, 128 km
              Stage 8 - February 16: Melaka - Seremban, 150 km
              Stage 9 - February 17: Seremban - Kuala Lumpur, 153.8 k

              [ツールドランカウィ情報]
              http://www.ltdl.com.my/
              http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2007/dec07/dec18news

              [UCI calendars for 2008]
              http://www.cyclingnews.com/road/?id=cal08

              不完全燃焼

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                Rainy Season
                久々のツーリングということで臨んだ本日のシンガポール一周。
                今日はムスリム系の正月にあたり、シンガポールは祝日なのだ。

                シンガポールのサイクリストのメッカ「Long House」で出会った
                友人Tに誘ってもらったのがきっかけ。彼は僕が先日加入した
                JoyRidersの練習会にも参加している。

                今朝0630、Long House近くの集合場所に集まる。
                Tと僕、それからTの友人とで総勢10名。
                僕とインド系のA以外は、すべてシンガポーリアン。

                0645、出発するや、いきなり小雨。
                空を見上げると、西の空は暗いが、東の空は明るい。
                そこでまずは東を攻めようと、島中央部からChangi空港に向かう。
                Changi空港はシンガポールの東端にある。Changi空港滑走路沿道では
                自転車タイムトライアルがよく行われているそうだ。

                最初の10km、29-30km/hのゆったりとしたペース。2列縦隊で1車線をつぶし、
                会話を楽しみながら。

                10kmを過ぎて少しペースアップ、34-35km/h。ここで1列縦隊になり、
                さらに2隊に分かれる。日本では当たり前の編成だが、シンガポールで
                これだけマナーのいいグループを見たのは初めてだ。

                そして20kmも走ると、早くもChangi空港が見えてくる。Changi空港をぐるっと
                回ってくるルートだ。滑走路沿いだから、道はかなりまっすぐであり、
                ここでようやく40-42km/h程度のスピードになった。道がわからないのと
                後半に力を残しておきたかったことから、僕は先頭交代には加わらず。
                そうこうしているうちに、島中央の南部まで戻ってきてしまい、休憩となった。
                Changi空港を出てからは35km/h。

                休憩場所は、スタート地点から約50km、自宅からだと約65kmの地点。
                水はボトル二本のうち一本が空いていたが、全然疲れてない。
                約10分の休憩をとり、さてそろそろ力をだそうかと思って、
                再出発するやいなや、あっという間に空が暗くなってきた。

                雨宿りがてら、自転車談義に花を咲かせてから、1030帰宅。
                総距離84km、うーん モノ足りない。

                トレーニングとビールの関係

                0
                  Beer & HRM
                  ランナーや自転車乗りは大概ビールが好きだ。
                  走った後のビールは何物にも代え難く、ご多分にもれず
                  僕もこのために走ってるんだと思っている。ちなみに僕は黒ビール派。

                  なんとなく、トレーニングとビールの共通項は何なんだろうかと考えてみた。
                  両方とも間違いなく心拍数を上げる作業だ。そこで仮説を思いつく。

                  仮説:心拍数140を一定時間継続すると、人はハイになる。

                  トレーニングもビールもハイの状態へのスイッチかも・・・
                  今度誰かと飲むときに、心拍計をつけたまま飲んでみたいな。
                  楽しくなってきたときに、心拍数をチェーック!!とか。
                  アホらしいけど、一回やってみたい。(いやかなりのアホだ)

                  明日が待ち遠しい

                  0
                    London Bus
                    ここは南国シンガポールだが、朝 明るくなるのは時差の関係で、0650頃と遅い。
                    平日は明るくなるまで起きたくないモードの僕だが、休日はお目眼ぱっちり。
                    明日はマレー系の正月でシンガポールは休日(ハリラヤハジ)。
                    ということで、初のシンガポール一周ツーリングに出かける。
                    0500起床予定だ。

                    まるで遠足が待ち遠しい子供。そう自転車はオジサンを少年にしてくれる。

                    Kangooとゆかいな仲間たち

                    0
                      2XKangoo
                      以前友人のKangooを見ては、いいな〜、いいな〜と思ってましたが、
                      シンガポールでは(ていうかヨーロッパでは)、この手の車は日本の軽トラと
                      同じように使われているようで、CITROEN、FIAT、VW、OPELなどなど、
                      仲間がたくさんいるんですね。
                      FIAT
                      遠い将来(しかもかなり)、もし我が家で自動車2台体制にするなら、
                      やっぱり自転車が積みやすいこの手の車がほしいな〜。

                      Team Joyriders

                      0
                        Joyジャージ表
                        クラブ加入のきっかけ:シンガポールローディのメッカである
                        LongHouseでたまたま出会ったから。理由なんてそれで十分のようだ。
                        シンガポールのJoyridersというクラブに入れてもらったのは先々週末。
                        本当は他のチームに興味があったのだが、LongHouseでたまたま
                        このチームを発見。あっさりと乗り換えてしまったのだ。
                        そしてチームジャージを購入したのが先週末。これで僕も立派なメンバー。
                        Joyジャージ裏
                        チームにはアイアンマン歴の長い選手もいる。自転車にしろ、トライアスロンにしろ、
                        基本的にはひとりで行うスポーツ。練習だってひとりでやろうと思えばひとりでできる。
                        でも、やっぱり仲間がほしい。それは、僕だけでも、日本人だけでもないようだ。

                        Joyジャージは有名ブランド製ではないけど、後ろの反射板(腰・右足)が
                        ポイントらしい。


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